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-施工実績-

間取りも雰囲気も
オンリーワンの平屋

築40年以上の平屋を大幅にリノベーションし、家族6人がゆったり暮らせる オシャレな住まいに大変身。壁紙や照明、家具などの統一感が抜群です。 細部までこだわり、しっとり落ち着いた個性的な世界観を表現しました。
  • B.haus BASE002

    ■建物概要
    竣工年月:2023年9月
    延床面積:145.13㎡(43.89坪)
    敷地面積:421.95 ㎡(127.63坪)
    施工期間:4.5ヶ月

以前10年以上住んでいたのは斜め向かいにある2階建ての建物で、ここには築40年以上の古民家が建っていて、母が一人で住んでいたんです。ただ8年前には空き家になって、手を加えていない状態だったのでだんだん雨漏りもしてきて。どうにかしなければと夫婦で話し合い、更地にしてしまう案もあったんですけど、思い切ってリノベーションして引っ越すことにしたんです。
上は中3、下は小1まで、4人の子どもたちとの家族6人暮らし。子どもたちが成長してきて、もとの家の使い勝手が悪くなっていた頃。そろそろ思春期を迎えることも考えると、何かしら生活の環境を変えなければと思っていました。 B・SHOPに相談したのは軽い気持ちで、オシャレな家具を扱っているから、オシャレな家にリノベーションてくれるかなって(笑)。実際、最初の相談からとてもスムーズで、仮の図面を3つくらい出してもらったのを見て、もうお願いしますとなりました。
ピンときたので、他の工務店には相談していません。最初の段階で、リノベーションに使えるいろんな補助金を具体的に案内してくれたのが助かりました。それらの申請時期も考慮してスケジュールを立てることができて、今後の計画がイメージしやすかったですね。僕はもう、最初に設計や間取りを見た段階でテンションが上がって、ああしたいこうしたいというアイデアがどんどん膨らんでいきました。少し細かい部分は妻に任せてばかりでしたが…(笑)。

この家の間取りは特徴的で、横長の建物の真ん中にキッチンやリビング、ファミリークローゼットなどがあり、両サイドにそれぞれ子ども部屋を設けています。子どもたちが大きくなり育児も一段落ついていたので、必要な間取りや部屋数を逆算することができました。一方で日当たりは、ほぼ完全に無視しています。僕は家全体をグレーと深い木目の落ち着いた雰囲気に統一して、そこに暖色系の照明を組み合わせたかったんです。そうすると当然暗い空間になるので「いいんですか?」と何度も確認はされましたけど、最後まで世界観を妥協したくなくて。実際に建って、まあ夜はかなり暗いんですけど(笑)、理想通りでとても満足しています。壁紙と照明には特にこだわって、6時間くらいB・SHOPで悩んでいたこともあったかな。僕はとにかく、人と同じものが嫌いなんです。「一般的には~」と紹介されたアイテムは選ばなくて「普通は選ばれないんですけど~」と紹介されたものばかり選んでいました。するとB・SHOPの方もだんだん分かってきて、変わったものを先に案内してくれるようになりましたね(笑)。素材や質感が異なっても空間全体のトーンを合わせているので、統一感を持たせることができました。
洗面台を2つ並べているのは、最初にお願いした部分です。上3人の子どもが女の子ということもあって、これまで朝の支度が重なる と大変だったんです。ゆっくり腰掛けられるよう高さ調整のできる椅子も設置して、朝の準備がスムーズになりました。反対側のファミリークロゼットは、打ち合わせを重ねるごとにどんどん広くなって…最終的には隣の脱衣所まで小さくして、洗濯物は乾燥機で乾かす形になりました。ただこれが正解で、クローゼットに乾いた服をたたむスペースを設けたんですね。自分の服は自分で片付けるようルール化することで、みんなで家事を自然と分担することができています。

床材は柄が個性的なパーケットを選択。それに合わせて壁紙や家具、照明選びを同時並行で進めることができたので、全体のバランス を取ることができました。家具選びも常識にとらわれず、自分たちの好みや暮らしをベースに決断。例えば、うちは6人家族ですが食器をそこまで持たないので、キッチンにはお気にりの調理器具やお皿を飾るための棚を購入。普段使いの食器はキッチン収納に全て収まりました。また一目で惚れ込んだセラミックのテーブルは、予想より高い値段でしたが思い切って購入。僕はとにかく、迷うくらいなら買うタイプ。後から買おうとしてなくなっていたら絶対後悔しますよね。まあそんな決め方なので、妻が呆れている部分もありますけど…(笑)。もともと住んでいた家が斜め向かいだったので、施工期間中は挨拶がてら毎日のように顔を出していましたね。現場 の職人さんたちもやさしくて、細かく確認しながら経過を見守ってきました。母が住んでいた思い入れのある建物なので、妻が記録したリノベーションの経過写真を自分たちで冊子にまとめました。いい思い出です。

子ども部屋は下の子2人用の大部屋、上の子2 人用の個室2部屋を、建物の両端に配置しました。受験を控える長女の学習環境を整えたかったんです。将来的には下の子が個室に移って、今度は空いた大部屋に上の子が孫を連れて泊りに来たりとか、家族のライフステージの変化に合わせてうまく使っていきたいです。もちろん子ども部屋の家具や壁紙も、木目やグレーに統一。最初から子どもたちのリクエストはあまりなかったんですけど、あっても断っていたかもしれません(笑)。

よく、家は早く建てた方がいいとか聞きますよね。自分たちの場合は人より遅いかもしれないけど、逆に子どもたちが大きくなった今のタイミングだからこそできる間取り・デザインを思い切って実現できました。家族に合った、オンリーワンの住まいが完成したんじゃないかなと。友人や知り合いが来た時は驚いて「こんなお家できるんだ!」って言われます。
確かに個性的ですけど、特注したと か、特別に取り寄せたというアイテムはほとんどなくて。家族の暮らし方や理想の世界観をしっかり把握して、最後までこだわり切ることで、誰の真似でもない満足いく家ができたと思います。ただ完成して嬉しい一方、まだまだ手を加えたいところが多くて。やっぱり生活していく中で、ああしたいこうしたいと浮かんできます。それを考えるのも日々ワクワクしますよね。